GLP-1 & STRENGTH
GLP-1薬を使用している間の運動
ひとことで答えると
GLP-1系の薬を使用している間の運動の目的は、体重をより早く減らすことではなく、筋肉と日常の体力を守ることです。そのため、筋力トレーニングを継続し、毎食たんぱく質をとり、睡眠やコンディションに合わせて強度を調整します。薬の開始・用量・中止はすべて担当医師が判断し、トレーナーはその範囲内で運動をサポートします。
薬を使っている間の運動、4つの原則
- 01
STRENGTH
筋力トレーニングは定期的に
大きな筋肉を使う運動を続けます。
- 02
CONDITION
つらい日は強度だけを下げる
体調が落ちてもレッスンを丸ごと休みません。
- 03
CARDIO
息が上がる運動はゆっくり
体力に合わせて少しずつ増やします。
- 04
RECORD
体重ではなく日常の体力
筋力、階段、姿勢の変化も一緒に記録します。
なぜ薬を使用している間は筋肉に気を配る必要があるのですか?
食事量が減ると、体は脂肪だけでなく筋肉も一緒に失いやすくなります。体重計の数字は下がっても、階段を上るときに脚が重く、以前より疲れやすいと感じる方が出てくるのはそのためです。
筋肉は使わなければ維持するのが難しいものです。そのため薬を使用している期間は、ウォーキングのような活動だけで終わらせず、体に適度な負荷をかける運動を定期的に行うことが大切です。減量のスピードよりも、何を残すかがその後の生活を左右します。
運動はどのように組み立てるとよいですか?
PAFGYMのトレーナーたちは、2026年7月の全スタッフ研修でGLP-1フィットネスガイドを一緒に学び、8月には、薬を使用している間、薬を減らしたりやめたりする準備をする時期、薬をやめたあとの3つの時期に分けて、筋力トレーニングの構成とセッションのチェックリストを整理する社内勉強会を行いました。時期ごとに体の状態が異なるためです。
共通の原則は以下のとおりです。
- 大きな筋肉を使う筋力トレーニングを定期的に行う
- コンディションが落ちた日は強度を下げつつも、レッスン自体は休まないようにします
- 息が上がる運動は、体力に合わせて少しずつ増やします
- 体重よりも、筋力、階段、姿勢といった日常体力の変化を一緒に記録します
食事とたんぱく質はどのように管理しますか?
食欲が落ちているときは、一度にたくさん食べるよりも、毎食まずたんぱく質の食品をとる習慣が役立ちます。PAFGYMは、会員の皆さまからの「たんぱく質をどう食べればよいか」という質問をきっかけに、たんぱく質料理を一緒に作るクッキングクラスを開いてきました。
必要な量は体重、活動量、健康状態によって異なります。具体的な摂取量やサプリメントの使用については、担当医や栄養の専門家と相談して決めることをおすすめします。
睡眠とコンディションはなぜ一緒に見るのですか?
薬を使用している間は、日によってコンディションの差が大きくなることがあります。よく眠れなかった日やおなかの調子がよくない日に普段の強度にこだわると、運動がかえって負担になります。そのため、レッスン前にまず睡眠や食事、コンディションをお伺いし、その日の強度を決めます。体調が普段と大きく違う場合は、運動を中止して担当医師に相談することを優先してください。
トレーナーはどこまでサポートできますか?
トレーナーは運動、食事の習慣、回復をあわせてサポートします。薬の種類、用量、開始と中止についての判断は行いません。PAFGYMトレーナー倫理綱領にも、医療的な判断をせず、必要な場合は医療の専門家につなぐという条項があります。カウンセリングの際に現在お薬を使用しているかをお知らせいただければ、それに合わせて運動を準備します。
お近くの店舗でのカウンセリングで現在の状況をお知らせいただき、レジスタンストレーニングの計画を一緒に立ててみてください。



